2/17/2023 金 起床 12:00過ぎ
仕事部屋で仕事をしていると、息子は遅抜きで起きてきた。
荒々しいドアを開ける音、激しいため息が彼の部屋から聞こえてきた。
家が振動するくらいの音にビクッとなり、こっちの体がこわばる。
ため息もうつる。
その後、彼がシャワーを浴びてバスルームから出て来る準備の間の数十分、
同様にバタンドタンと引き出しを開閉する音やドアの音、物が落ちる音が続いた。
機嫌が悪いときの 最近のよくある態度。
ため息はどんどん大きくなる。
いつもなら 「おはよう、どうした?」などと聞く
そこから気付けば険悪な雰囲気になるので 今日は声をかけないことにした。
自分が楽しめるように、振り回されないようにと思う。
しかし、音と嫌な雰囲気に呑まれそうになる
気になってしまう
なので日記を書いてる。
何かを落として「ファック!」など一人言の罵声が聞こえる。
仕事に集中できない。
家を出た方が良さそうだ。
などと考えてたら、引き続き、ため息とドンドンと物に当たる音。
家の中を動くたび乱暴な扱いをしているのが手に取るように分かる。
どこかに行く準備ができたのか、最後にドアを思いっきり音が出るように閉め、ガレージドアの音が2回、そして車の発信音で静けさが訪れた。
完全に外出したことを確認し私の気分が救われた。
どうしてああいう態度しかできないのか?
意味が分からん。
背中が痛い、お腹が痛い、苦しい、多分聞いたら全部だというだろうと推測した。
私が昨日の時点で今日病院に行くか?という提案も拒否したことだし、
優しい言葉をかけていたとしても、いつものように文句しか言わないだろう。
できることは他にあるか?思いつかないなぁ。
とか書いてるうちに 彼は家に帰ってきた。30~40分くらいかな。
次は「ただいまー」と言って普通の機嫌で戻ってきた。
けど、その後、息子は以下のトピックの話をし始めた。(結果また少し話しながらイラついてきていた)
話の内容その1
買ってきたもの(カフェイン飲料 野菜 サプリなど)について
その理由
1 カフェインは腹痛が酷くて飲まないように最近気をつけていたが、もうどうでもいいから飲みたいものを飲むと決めた
2 お金などもう気にせず好きに使うことにした
3 腹痛と気にしている便秘を治すため野菜がもっといるから。
そして そこから話しが派生し 肉と魚を書い忘れたと言い、いつも大したものを食べてないことをつけ加えてきた。
(私は我慢した)
話の内容その2
ヘアカットが必要だということ。
不機嫌なときに自分で剃って変な髪型になったので、どんなのにしたいかとか。
話の内容その3
今後自分が集中する予定のこと。
どうせ治らない自分のボロボロの体は長く生きれないから、お腹 背中 胸が痛かろうが自分が健康だと思う物を食べジムに行く。
自分のことだけ考えて自分のためだけ考えそれだけに集中すると。
そして過去どれくらい自分が痛みに耐えてきたかや、それがいつ始まったかを 痛い部位ごとに推測。
過去にさかのぼること中学生時代まで。現在21だから相当前までだ。
彼が私に告げてきた今日の「過去からの今の不健康の理由推測」を以下に。
・他の子のように車の送り迎えがなく、思いカバンを背負ってスケボーで猛暑の中30分以上かけて毎日行ったからだ。
・生きてきた人生ずっと痛いのを我慢して今それが蓄積後出てきたとか 最近までしていたバイトにせいだとか
・ずっと勉強ばかりして椅子に座っていたからだ
・辛いとずっと訴えていたにも誰も病院に連れて行ってくれなかったからだ。
腹痛 胸痛も似たような推測で話しながら興奮していたようだった。
毎回同じようなことを色々なパターンで聞くが 聞くたび私に責任を向けている気がして気分が悪くなる。
今回はそうか、そう思うのか。となるべく黙って聞いた。
するともっと勢いがましてきた。
お母さんに言う通りに全部聞いて我慢したからこうなったと また始まった。
毎回私はここで我慢ができなくなり、聞きたくなくなる。
私的には今回はいつもより長く我慢した。が、また少し言ってしまった。
「私はあなたが私の言った通りに全部行動したとは思わないよ。でもあなたにはそう思えてるみたいで悲しいわ。」
当然ここで向こうは興奮モードに切り替わった。
しまった またやってしまってる!と初期段階で思った私。
即座にモードを変えるため、いつもと違う話し方と方向性の変更努力を決行。
彼に伝えたのは以下。
痛みの感じ方は同じレベルの痛みでも人それぞれ違うこと。
また、その痛みから来る感情の出し方も人それぞれ。
私は自分の経験や見てきた周りの人の中の知識のみで判断してしまうことがある。
息子の痛みがある時の感情表現は初めてのタイプでどう対応していいか分からないこと。
私の父や妹のひどい腰の痛み続いていたときの彼らの私に見せていた感情や対応。
それは回りにあたったり怒ったりではなかったこと。
なので痛い時、体調が悪い時はそういう態度が私の中での普通だと思ってたことも伝えた。
朝起きてきた時からの息子の行動は私には理解できないことを比較対象にして。
あなたの痛みのレベルが私には理解超えるものかもしれない。
私の父や妹よりも違う痛みの可能性もゼロではないこと。
あなたはひどい痛みに耐えて、まっすぐ立ったり普通に動けているように見せている強さがあるのかもしれない。と思うことも可能だったこと。
だから、もし勘違いをしていたり、私の今までの聞き方が悪かった部分もあるかもしれない。決めつけた考えをしてたことはごめんねと言った。
彼は納得はしていなかったようだったが、落ち着きは戻ってきていた。
次回からは物に当たるのは控えてもらえることを希望していることも言った。
そこに関しては反発もあったが、再度忘れた買い物があると出て行った。
ドアの音は今度は普通の音量だった。
そして私残ってる仕事を適度なところまでやって、彼が帰って来る前に客周りと会社に行くことにした。
一軒客回りをして車に戻ると早上がりの同僚から電話があった。
会社でのマネージャーの運賃手続きの対応の悪さ、朝の会社での揉め事、そしてそれに対する意見、など。
話をしていると、もう会社手前まで来ていた。
3時半だったがお昼食べていなかったので、いつもの3ドルランチをマックでドライブスルー。
ひと息つこうとしたらオフィスから電話
マネージャーがやっと出たので電話したとのこと。
先日のセールスマネージャーと倉庫マネージャーのいざこざ問題で主役は私。
しかし事務の人が、あまりの酷さに耐えかねてこの件は支店長に直接報告するため、具体的な部分を質問したいとのこと。
もうすぐ会社に着くからと電話を切り、急いでハンバーガーを食べて会社に到着。
ありがたいことだけど、自分の子供のもめごとを考えてる場合でもない。
メールがどういう内容か?その報告をした後、支店長の反応は?どういうパターンが考えられる?など頭は引き続き大忙しだった。
とりあえず、具体的経緯を話した。
その後は冗談まじりに、そのときのそれぞれの感情や行動、いきさつなどを笑いながら会話した。
笑って話すと少し心の疲れが取れた。
夕方5時を過ぎて帰宅のため、運転開始。
息子とのもめごとを思い出し、気が重い。
しかし、帰りにクーポンがあるのでスーパーによってミルクなどの買い物に行くことにした。
6時半帰宅。
クタクタとストレス
睡魔も襲う中 珍しく家には誰もいなくてホッとした。
昨日運動をサボったので 一人は好都合だ!と、買い物商品を片付け、炊飯器セット後 20分運動した。
気分もスッキリし始めた頃、息子の帰宅。
ガレージの音を聞いた瞬間、帰ってきちゃったなぁと一人の時間にさよならを惜しむ気持ち。
どういう態度で戻ってくるか。。。?
元気な ただいま!が聞こえて一安心した。
向こうから「ごはん食べる?」と聞いて来る声も久しぶりに明るい。
今日は私は自分のしたいことを優先すると決めてたのでおかずはまだ作ってない。
なんか作った?と聞いてきたので 「まだ作ってない、運動したかったからごはん炊いただけで、今運動中やねん」
「どう?一緒にごはん準備する?」と聞いてみた。
師匠の言ってた共同作業に挑戦。
そしたら 「うん」ときた
お?まじか と嬉しくなった。
それからは一緒に鶏のズリと心臓、どっちを切りたい?と尋ねると息子は心臓の方を選んだ。
彼はそっちの方が処理が簡単なことは覚えていた 笑
それぞれ切りながら 途中でナルト見ながら切ろう!となって、なんだかんだで楽しくなった。
二人でやると 洗い物も調理もテーブルセットも同時に進むので早い。めっちゃ楽だった。
マジで助かったので、「ありがとう また一緒にしよう!めっちゃ助かる!」と伝えた。
息子も賛成してくれて、あとは食べ終わった今まで楽しく時間が過ぎた。
またちょっと進歩だ。
師匠からのアドバイスは本当に役に立った
大感謝だ。
結果いい一日になってありがたいことだ。