「子供の不機嫌丸出し」は助けてのサイン?親子迷路③

2/17/2023
夕飯時に最近日課となっている
「ナルト」を見るまでの間に
予想通りまた一悶着ありました。
今日は師匠からのアドバイスを実行してみました。
うまくはいかなかったけど頑張ってみました。
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「不機嫌丸出し」は助けてアピールだったかな?

お母さんが帰ってきたから、ジムにいく?

私が家に着いた時、
息子はちょうどガレージに出て来ていて、
出かけようとしていました。
夜ごはんの材料を買って来ていた私は、
出来上がりのタイミングも考え、
ただいま。どこ行くの?
行先を聞きました。
息子は機嫌の悪さ丸出し。
こんな感じに見えます。
もし機嫌という形の生き物がいて、
それが人間だとしたら、
素っ裸ということだ
だとしたら、公然わいせつ物陳列罪で逮捕だぞ!と思う私。
息子は背中をさすりながら
痛そうに
息子
お母さんが帰って来たからジムに行く。
なんだその言い方は?と思ったが
そっか 買い物してきたから、ごはん一緒に作って食べない?
と聞いた
息子
そうしたいけど ジムに行かないとダメ。
そっか。じゃあ私は作って先食べておくね
すると、気が変わったのか
息子
やっぱり一緒にする
と、ジムには行くのをあっさりとりやめ、
家の中に入って来た
なんだそれ。
何がしたいんだろう?
まあいいか。
そう思いなおした。
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息子、やっぱりジム行かない。気変わり、不機嫌、もう一発

買い物を片付け、早速、料理の準備を私は始めながら
背中の病院、一緒に探そうよ。
と言ってみました。
そうすると。。。
息子
もういい 僕はもうこの体はいらない、ボロボロだから。治るわけないし。
息子
今日もストレッチをしようとしたら胸が急に痛くなって、心臓部がバクバクして、腹痛もまた始まったし。。
などなど、最近の日課となりつつある、
いつものどこが痛いかの症状報告が始まりました。
そっか、そっかと聞き終わると、
不機嫌な息子は、
ストレッチをするとき、
自分の部屋のマットレス(敷布団)を
部屋から出したことを伝えてきました。
息子
部屋も狭いし邪魔だから敷布団は一階の下の物置に突っ込んだよ
私は耐えました。
どうせぐちゃぐちゃに入れている。
イライラしてやったに違いない。
母の直感。
しかし絶えねばならん。。。。自分を心で励ましつつ
そうなんかーマットレスはたたんで机の下におけば、運動する場所は作れると思う。今度からはそうしたらええよ
と言った。
いつもなら 私はこの段階で私はイライラしてるはず。
今日は大丈夫だった。
息子
たたむ?狭いのに?
やり方わからないし。
と返事が来た。
息子のイライラがまた始まって来てることが表情で確認できた
じゃあ今度やり方見せるから 一緒にしよう
いつもなら、「分からないわけない!」
「もし分からなくても、自分で考えなさい。」
などと言っていたところ。
今日は変えてみた。
拍子抜けしたのか、静かになった。

親より先に死ぬ発言

ある程度また息子の応対が軟化し、不機嫌が引き始めたころ
私は引き続き 料理の支度を進めた。
そしてやっぱりもう一度聞いてみた
病院のリストの中で行きたいとことは結局なかったのかな?
ほっとけばいいのだろうが、やはりなんとかしてあげたい気持ちが出てしまう。
すると
息子
僕、お母さんの作った病院リスト、むかついて破いて捨ててしまった
と多少バツ悪そうに言いながら
息子
ごめん
と言い、病院リストをゴミ箱から引っ張り出して来ました。
リストを繋げて再度、彼はリストを眺めた。
アメリカの病院は日本の病院とは違い、
保険会社によって行ける病院やドクターが違うのです。
なので日本人の私には複雑で、
早朝から、私も分からないなりに、仕事の合間になんとか調べたリストでした。
アメリカの病院はとにかく高額。
私の会社の保険では 鍼治療、カイロプラクティックは数回安くで行けることが分かったので
その病院やドクターををリストに入れていました。
息子
このリストにはカイロプラクティスとか鍼治療しかない。でも僕には整体(フィジカルセラピスト)が必要だと思う。
と息子は言いました。
分かってないなぁという雰囲気。
何をしても「ありがとう」はないし、不満足そう。
だから「病院に行った方がいいと思うなら、
自分で調べてね」と何度も以前から言っていた。
うんざりしてしまう。
だが、私は黙っていた。
すると息子は続けます。
息子
それに、保険のカードの使い方や見方だって分からない。誰も教えてくれたことがないし。。
と、また息子はイラついて声が荒くなってきた。
私の心の中は、
一年前、自分で皮膚がんを心配し、保険を使って病院に通院していたではないか。
その時私には何も言わなかったよ?
しかも、私だってアメリカに来てから誰も教えてくれたことなんてない。
まずアメリカの病院に行ったことがこの15年内でほぼゼロだ。
しかも医療英語は難しいし、保険のシステムもチンプンカンプン。
息子はもう20歳を超えている。
英語もネイティブだ。
友達だっている。
なぜ、今回は私にここまで頼る?
なぜ自分でできることをしない?
こんなことがぐるぐる回っていました。
だから、私は最近、毎回これを聞くたび腹が立ってきてしまうのでしょう。
今回はこらえる。
多分彼も同じようなことを、違う見解で思っているのかもしれないから。
なのでこう答えました。
じゃあ、それを後で一緒に探せばいいやん。時間みつけて一緒にしようよ。
すると、どうでしょう、次は想像もしない方向へ話が飛んだのです。
息子
昨日のお母さんのマッサージの後から痛みが増えた気がする、
違うかもしれないけど。
でも、もう何をしても無駄だから。
自分のゴールはもう決めた。
僕が死んだら 緑の多いところに埋葬してください。
まだ筋肉が動くうちに、
僕はもっと緑がある、乾燥していない場所に行って、
痛みとともにそこで死ぬから。
親より先に死ぬ予定を聞くのは、親として悲しいよ?それ、わかる?
息子
僕はもう決めたし。どうせ言ってるだけだと思ってるだろうけど そうするから
と言ってきた。
そうか そうしたいのか。
なら今行ってる学校はどうするのかな。わからないけど 決めたのなら私は変えれないのかな。
何かできることがあれば言ってね」と言ってね
と伝えた。
こういうことを聞くのは何度目だろう。
死を口にするようになったのは、辛い。
悲しかった。
先日してあげた腰痛マッサージにまで責任転嫁。
あの時はとても楽になったと言っていたのになぁ。。
そしたら息子は
息子
やっぱり僕はジムに行ってくる!
と出て行った。
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息子、結局ジムに行く? コロコロ変わる言動

彼は「やっぱり僕はジムに行く!」と急に出て行きました。
なんだなんだ?思っていたら
ドタバタ音がして、ガレージからすぐに戻ってきました。
イラつきの音でした。
息子
別の服(トレーナー)がいる。
せっかく友達にもらった服なのにもう使えん!
これしかないのに
不機嫌なトーンでぶつぶつ言いながら戻って来た。
彼の服に目をやると、前身ごろのお腹の部分が20cmくらい、スパッと破けてた。
私は息子が、その服をキッチンのゴミ箱に捨てようとしたのを見ました
その服はごみ箱がかさばるから 外に捨ててくれる?
と言った。
息子は、怒りが増したよう。
その服をいきなり、リビングに向かって投げつけた。
私は「ったく。。。」と思った。
投げなくてもいいでしょう。でもって、なんでリビングなの?
と私は抑えめに、気を付けて静かめのトーンで言った。
彼はもっぱら興奮中。
何を言うかと思ったら
息子
今から服を買いに行かないといけない!お金もないのに!
と大きい声で怒鳴っていた。
なんで破けたの? 怒って自分で破ったの?
と聞くと
息子
自分でやったんじゃない!
と返事しながらドアから出て行ってた
んなわけないだろ。不機嫌の不注意が原因だっただろうと私は思いました。
そっか ずいぶん大きくひっかけたね?
と私が言ってる間に息子は出て行っていた。

外出20分?速攻で帰宅

そしたら20分くらいで帰ってきました。
どうやらジムには行かなかったようです。
帰ってくるなり、
息子
破けたトレーナーはどこ?
ボロボロの僕の体には、ボロボロの服がちょうどいいから とっておく
と言いながら、部屋に投げ捨てたはずの服を探していました。
自分でさっき投げておいて、なぜ探す?
私はあきれましたが、
さっきリビングに向かって投げてたやん
と、所在を教えた。
彼は自身、投げたこと、場所を忘れていたことに少しびっくりしていた感じでした。
リビングに向かっている息子をみて
私は心の中でつっこみました。
「覚えてへんのかい!」
笑いそうになった。
だけど、こらえた。

なんだったんだろう? 結局ご飯を一緒に食べる

その後、息子は結局ジムにもいかず、おなかが空いたのか
息子
ごはん作るの、なんか手伝えることある?
と聞いてきた。
急に何でしょう。。。?
とりあえず
お箸やらコップやらの準備をお願い
と頼みました。
なんだかんだで、この出来事は私が帰宅してから1時間くらいの間だったでしょうか?
一体何だったんだろう。。。
たった1時間の間に、文字がパンパンに埋まるくらい、あれやこれやと起きている。。
何も進まない会話と何も生まれなかった結果。
ブレブレです。
仕事から帰ってくると、最近こういうことばかり。。。
とにかくパターンを変えなければいけないなあ。と思いつつ
ナルトみる?
聞いてみました。
息子
見る
と、返答。
いつものように一緒に見ながら食べました。
食べてる時も、息子は痛そうに、歯を食いしばったり、背中をさすったり。
腰をひねってぼきぼきならしたり、痛みを我慢している動作を何度もしていました。
食事後
マッサージしてほしい?
と聞いてしまいました。
先日のマッサージで私のせいでもっとひどくなったと言われたのに
私もこりない馬鹿です。
息子
してほしい
私はナルト見ながらマッサージをしてあげました。
終わって、一息寝る前にこの長文日記を書いています。

少し感じた変化

なんだかよくわかりません。
だけど 「黙って聞くこと」「いきなり否定をしないこと」に少しだけど効果?変化を感じるタイミングがあった気がしました
なかなか黙っていられなかったが、いつもよりはよかったと。
そして、言い方とか聞き方を色々試してみるのはアリだなと思いました。
アドバイスのおかげもあってか 以前よりあまりカチンとこずに冷静でいれたほうでした
平穏で普通の安らいだ家族時間がほしいなぁと祈る日々
息子の背中の痛みが早く治れば、少しは彼の鼻息も静まる気がします。
早く良くなりますように。そう簡単にも行かないかな。。。😅

結論:不機嫌丸出しはパワハラです。

とにかく思うのは、人間、不機嫌丸出しでウロウロするのは、ハラスメント
ある意味、犯罪だと言えるでしょう。
不機嫌丸出しのやつあたりは 周囲の誰も得しない。
人間が服を着るように、心にも服を着せる。
これを理性というのだと思います。
息子はまだ未熟。成長過程なのだ。
早く心からそう思う。

3/30/23 現在、読み返して思うこと。

息子は私の気をひくこと、痛みを信じてほしいという気持ちや、
構ってほしい気持ち、そして一番は助けてほしいという気持ちを、かなり不器用で下手な方法でアピールしていたのかも。
私は私で構わないで良いところをかまいすぎ、自己満足を求めていたように思います。
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