ウェルズ・ファーゴ、2銘柄の株価を最大70%上昇と予測 – その理由は?
米国株式市場プラスの起因
アメリカでは高校などの卒業式も先週で終わり、本格的な夏休みに入りました。(5/28現在)
そして米国株式市場はプラスで週を終え、長期休暇の週末を迎えるにあたり
楽観的な見方を強めています。
この好感触は、ホワイトハウスと議会共和党が、
現在31兆4,000億ドルに上る政府の債務上限を引き上げることで
合意に達しようとしていることに起因しています。
債務上限法案が成立すれば、米国が債務不履行に陥るという懸念は払拭され、
そのような事態がもたらすリスクは回避されます。
一方、投資家は、頑固なインフレ、高い金利、厳しい労働市場、
景気後退への懸念の高まりなど、混乱した市場環境に対処しなければなりません。
なかなかむずしいです。苦笑
では、このような環境下で、次に買うべき注目株をどう見つける?
いつもの通り。
私はアナリスト情報を探ります。
今回はウォール街の銀行大手ウェルズ・ファーゴなど、
特に大手投資銀行のアナリストが支持する明るい見通しを持つ銘柄を調べてみました。
そして選ばれていた来年の勝者、最大70%のアップサイドを持つ会社として2つの銘柄を取り上げ、その特徴を調べてみました。
ウェルスファーゴが最大70%上昇の予測をした株 ①
スタッグウェル社 Stagwell, Inc. (STGW)
ウェルズ・ファーゴが最初に挙げていた銘柄は、
マーケティングの大御所として知られるマーク・ペンが設立したスタッグウェル社です。
スタッグウェルのマーケティング戦略
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人間の創造性とデータ分析を融合させ、今日のデジタル世界のより完全な理解を提供することに重点を置いています。
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同社は、その戦略をチームワークと才能でバックアップし、クライアントに優れたサービスを提供しています。
ペンはもともと2015年にスタグウェルを設立し、2021年にはMDCパートナーズとの合併を完了させ、現在の姿になりました。
現在、スタッグウェルはデジタルファーストのアプローチでマーケティングを変革することに取り組んでいます。
- 同社は34カ国以上にある70のエージェンシーのネットワークを通じて事業を展開し、世界中で4,000社以上のビジネスクライアントにサービスを提供しています。
総収益
スタッグウェルの成功の尺度は、その総収益に見ることができます。
- MDC合併後初のフル稼働となった2022年、トップラインは19億9500万円となり、下半期にかけて増収となりました。
しかし、今年の第1四半期は異なる結果となりました。
- 23年第1四半期、スタッグウェルは売上高、利益ともに減少。
- 四半期売上高は6億2200万ドルで、前年同期比3.3%減、予想を2400万ドル以上下回る結果となりました。
- また、非GAAPベースの1株当たり利益は13セントとなり、予想を7セント下回りました。
プラス面
- スタッグウェルは当四半期に5,300万ドルの「新規 純ビジネス獲得」を計上し、12ヵ月間の後続期間では2億1,200万ドルを計上し、同社は1Q23を1億3850万ドルの手元資金で終えました。
- 第1四半期にスタッグウェルは、株主への資本還元と発行済株式数の減少による株式価値の向上を両立させるため、自社株買いプログラムを発表しました。合計2,330万株
- 23年第1四半期には、最初の260万株を総額1,800万ドルで買い戻しました。
米国アナリストの意見
アナリストは、「株価上昇のきっかけは、力強い有機的成長の実行、レバレッジの削減、M&Aや自社株買いへの資本投入の継続だと考えている」と総括しています。
カホールは、これらのコメントをもとに、
この銘柄を「オーバーウエイト(=買い)」とし、
目標株価を9ドルとして、1年間で47%の上昇の可能性を示唆しています。
Cahall と同様、他のアナリストも楽観的で、
STGWのコンセンサス評価は、「買い」が4つ、「保留」「売り」がなく、
「強い買い」となっています。
株価は6.10ドルの取引価格と9.75ドルの平均価格目標を合わせると、今後12ヶ月で60%の上昇の可能性を示唆しています。
免責事項:この記事で述べられている意見は、あくまでも特集アナリストのものです。
コンテンツは情報提供のみを目的としていますので、投資を行う前に、ご自身で分析を行うことが非常に重要です。
とりあえず、こちら現地はもう夜11時過ぎ。
一旦、今日はここまででお疲れモードに突入です。
明日もう一銘柄の調べた内容を書こうと思います。
ちなみに明日はメモリアルデーでアメリカは祭日です。(私は半仕事。😢)
米国相場はお休みですので時間はあります。
それではまた明日♪
おやすみなさいで失礼いたします。
今日も最後まで読んでくれてありがとうございました
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