アメリカの緊急車両
消防車
昨日のこと。
仕事の途中でマクドナルドによった。
なんだか駐車場が騒がしい感じ。
あ、消防車だ!
なんだろう。
消防車だけど 火事?
でも煙は出てない。
ちなみに、アメリカで消防車を見ても、火事だとは限らない。
なぜなら消防車は救急車としても稼働しているから。
(メディックと書いてあるやつのみ)
消防車 / 救急車 = 緊急車両
=
なので、誰かが倒れたりした時の緊急時、
911(日本の119)に電話をすると
消防車が来ることが多々あります。
アメリカの救急車は有料?
アメリカでは救急車を呼んだら有料です。
州や住んでいる街によって違いはありますが、基本的には高額。
加入している健康保険によって実質支払い額は変わりますが
保険適応前の私の住んでいるエリアだと
呼ぶだけで300ドル(3万円とか)
乗って搬送されたら最後、
2000ドル~3000ドル(20万~30万)
これくらいは請求されると考えておきます。(いい保険なら激安カバーも有り)
なので、私は、息子に
「よっぽどのことがない限り、私に何かあっても、救急車は呼ばないで。」
と伝えています。
これの意味は、友人とかタクシーとかででもよいから
個人的に緊急病院に搬送してもらう方が良いという意味。
それでもアメリカは、緊急病院に自分で行き、
簡単な処方だけで済んだとしても
2000ドルはかかる、恐ろしい高額医療の国なのです。
日本のような、スバラシイ国民健康保険は
アメリカにはないのです。
(健康保険は個人で民間企業の保険に加入要。)
それはさておき、今日見た消防車のお話に戻ります。
消防車についていたもの
消防車を遠目から見るとなにか後部についていました。
ん?
人形?
??
なんかこわい。。。
ボロボロのウッディー??
縛られている。。
しかも
やつれて
すさんでいる。。。
なぜだ? 苦笑
理由は分からない。
けれど、気になったので写メしました。
そして、マクドナルドに入ろうとすると、
40代くらいの女性が座り込んでいました。
消防車のメディカル員達が症状を聞いたり、
足に何かをまいて計測?している様子が見えた。
会話ができているようだし、
大ごとではなさそうでほっとした。
アメリカの高額医療費システムで起きること
ストレスともめごと
マクドナルドで買い物を済まし出ていくと、
消防車は消えていた。
代わりにその当人の女性と、その友人と思われる別の女性が
険悪な雰囲気で会話しているのが見えました。
なんだか、彼女は、自分の友人が彼女の為に救急車を呼んだことに怒っているようだった。
呼んでくれたのはありがたいよ、でも私お金ないのよ!
っていう感じ。
保険会社からの請求書が後から来るまで、
金額は分からないはずだけど、費用のことに相当動揺していました。
私は、どっちの気持ちも分かるなぁ。。。と思いながら
その場を後にしました。
素直にありがとうが言えない世界
アメリカの病院の請求システムは、日本とは全く違う。
病気が治りかけたころに(数週間後とか)、
びっくりするような額の請求書が来る。
病気治る前にストレスでやられるわって感じです。
(経験有。)
だから私はアメリカの病院請求システムが大嫌いです。
映画 ジョンQ を見たら分かると思いますが、
アメリカの医療費システムは最悪。
そりゃ犯罪も起きるわって思う。
貧困層だけでなく、私のような低所得、外国人にとっても
家族や友人助けた、自分自身を助けたいけれど
費用が。。。保険が。。。って切実な問題です。
😢涙が止まらない映画です。おすすめ。
アメリカは時として残酷
こと、医療に関しては、最先端だと言われるアメリカ。
でも、その最先端技術を施してもらえるのは富裕層。
一般の人は救急車さえ、呼ぶのをためらうのです。
アメリカでは誰かが思いやりで救急車を呼んでくれても、
その人の所得レベルによっては
「素直に感謝ができない 悲しい世界」が生み出されている。
この問題さえクリアになれば、最高に住み心地の良い国なのになぁ。
私は将来、どっちの国を選んで住んでいるんだろう。
色々考えさせられる現場でした。
まあ、自分が
今日も最後まで読んでくれてありがとうございます。
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